小さい頃読んだ童話や絵本や、マンガ。。
もう一度読んでみたいなと思う時もありますね。
その中の一冊、何年もネットで探し続けて、やっと情報が手に入り、古本屋さんで買うことができました。
「少女童話・三年生」で、金の星社から出版されているものでした。
中でも印象に残っていた「二本のえんぴつ」というお話は、気短なえんぴつと気長なえんぴつがそれぞれ自分と違うタイプの仲良しの女の子たちに買われ、少しも折れることなく大切にされるという物語。
小刀で鉛筆を削る時、いつも折ってしまってなかなかうまくいかなかった私、この話を読んで「乱暴に削っていたのかな。。」と思いあたりました。
そんな子供の頃の思いがよみがえりました。
大人になってから読み返すと、こうした童話たちの優しい言葉に、心和みます。
また、この本の中の他の童話で、「ロバのパン」とか「戦災」などの言葉に、書かれた頃の時代背景も感じ、昭和の頃の風景が目に浮かんでくるのでした。