1月中旬から封切られた「アース」を観てきました。
地球の生き物が、みんな一生懸命生きている生身の様子が描かれています。
人間だったら、寒かったら服を着たり、火を焚いたり、暑かったら、冷房を使ったり。
でも、生身の動物はそれができないので、寒かったら暖かい土地に移動します。
乗り物はないので、自分の体一つで。
それは、命をかけての移動です。
たとえば、水を求めて、からからの砂漠を移動する象の大群。
途中ライオンに殺されたり、群れからはぐれたり。。
襲われそうになりながら、リーダーの象や母親に守られる子象。
それでも、なんとか飲まず食わずで旅を続け、たどり着いた先の池の中で泳ぐ象の姿には感動しました。
生まれてすぐ、そうした旅に出なければならない動物達もいます。
でも、地球の温暖化のせいで、そうした旅の行程が狂いつつあるようです。
あるべき水がなくなっていることも予測されます。
いまならまだ、やりなおせる、といった、ナレーターのことば。
でも限りない人間の欲望、どうしたら、うまく地球の自然と共生していけるか、叡智が必要です。
レジ袋をなくすような小さいこともですが、もっと大きく温暖化を防ぐことはできないのでしょうか。
24時間稼働。
確かに能率的ですが、地球のことを考えたら夜の眠りは必要なんじゃないでしょうか。